プライスレスでは、スマホケースのEC事業を自社で運営しています。
立ち上げ当初は「とにかく商品を売ること」に集中していましたが、売上が増えるにつれてバックオフィス(在庫・売上管理・経理)がどんどん追いつかなくなりました。
この記事では、EC運営でよくある「バックオフィスが崩れる3つの原因」と、その対策を紹介します。
原因1:在庫管理が感覚頼りになっている
EC運営で最初に崩れやすいのが在庫管理です。
最初のうちは「だいたいこのくらい」という感覚で回せますが、商品数・バリエーションが増えると、
- 在庫切れに気づかず販売を続けてしまう
- 逆に売れない在庫を大量に抱える
- 実際の在庫数とシステム上の数字がズレる
という問題が起きます。
対策:最初から在庫管理の仕組みを作る
ECプラットフォームの在庫管理機能と、スプレッドシートまたは在庫管理ツールを連動させることが大事です。
「売れた数だけ減らす」仕組みを最初から設計しておくと、後から整備するよりはるかに楽です。
原因2:売上と原価が把握できていない
「売上は上がっているのに手元にお金が残らない」というのは、EC運営あるあるです。
原因は、売上金額と利益を混同していることがほとんどです。
- 商品原価(仕入れ・製造コスト)
- 配送費
- プラットフォーム手数料(楽天・Amazon等)
- 広告費
- 返品・交換コスト
これらを把握した上で「1件あたりの利益」を計算していないと、売れば売るほど資金が減る、ということになりかねません。
対策:SKUごとの利益計算を最初から設計する
商品登録の段階で、原価・手数料・配送費を入力するルールを設けておくと、売上が増えても利益の把握がしやすくなります。
原因3:経理処理が後回しになる
EC運営は日々の業務が多く、経理は後回しになりがちです。
月末にまとめてやろうとすると、
- 領収書・レシートが行方不明
- 決済ごとの売上データをまとめる作業に何時間もかかる
- 税理士への資料提出が毎回ギリギリ
という状態になります。
対策:クラウド会計との自動連携を設定する
各ECモールの売上データはCSVやAPIでクラウド会計に取り込めます。
売上データを自動で取り込む設定をしておけば、日々の記帳作業が大幅に減ります。クレジットカードや銀行口座の連携も合わせて設定すると、記帳の自動化率がさらに上がります。
まとめ
EC運営でバックオフィスが崩れる原因は、
- 在庫管理が感覚頼り
- 売上と利益の把握ができていない
- 経理処理が後回し
の3つです。
「立ち上げのうちに仕組みを作っておく」ことで、規模が大きくなっても管理が崩れにくくなります。
プライスレスでは、ECバックオフィスの改善支援を行っています。「クラウド会計の導入」「在庫管理の仕組み化」から始めたい方はお気軽にご相談ください。
よくある質問
- Q. EC運営のバックオフィス改善は、どこから手をつければいいですか?
- まず在庫管理の仕組みを整えることをおすすめします。在庫が把握できないと売上・原価の計算もズレるため、すべての起点になります。クラウドの在庫管理ツールとECプラットフォームの連携から始めると効果的です。
- Q. 楽天市場やAmazonで販売していますが、会計との連携はできますか?
- はい。各ECモールの売上データはCSVエクスポートやAPI連携でfreee・マネーフォワードクラウドに取り込めます。売上データの自動取り込みで記帳作業を大幅に削減できます。
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